芥川賞ノミネート!尾崎世界観の『母影』ってどんな小説?あらすじや内容・登場人物を調査!

ロックバンド「クリープハイプ」のボーカル・ギターを担当している尾崎世界観(おざきせかいかん)さんが、自身の小説で直木賞にノミネートされたことがわかりました!

クリープハイプは曲もかっこいいですが、尾崎世界観さんは小説も書いていたんですね!

バンドが評価されつつも、小説まで直木賞ノミネートの実力とは、かっこよすぎます。

しかし、尾崎世界観さんの今回の小説『母影』(おもかげ、と読むそうです!)「読んだことない」という人がほとんどかと思います。

そこで、

  • 尾崎世界観さんのプロフィール
  • 小説『母影』のあらすじ
  • 小説『母影』の内容・登場人物

など紹介していきたいと思います!

気になる方はぜひ読んでみてください。



【芥川賞ノミネート】尾崎世界観(クリープハイプ)のプロフィール!

尾崎世界観さんのプロフィールから紹介します。

  • 本名: 尾崎祐介
  • 身長: 166 cm
  • 生年月日:1984年11月9日東京都生まれ。
  • ロックバンド「クリープハイプ」を2001年結成。尾崎世界観さんは、ヴォーカル・ギター担当。
  • メジャーデビューは2012年のアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』
  • 2016年に初の小説『祐介』(文藝春秋)を書き下ろしで刊行

クリープハイプは、2001年に結成しましたが、メジャーデビューは2012年。

メジャーデビューまで11年かかっていますが、デビュー後はすぐに人気のバンドになりました。

尾崎世界観さんは、2016年に小説『祐介』を出します。(祐介とは、自身の本名)

その後も、

  • 『苦汁100%』『苦汁200%』(文藝春秋)
  • 『泣きたくなるほど嬉しい日々に』(KADOKAWA)
  • 『犬も食わない』(新潮社・千早茜との共著)

などを刊行し、今回の『母影』は、コロナ禍でライブ活動を制限された中、書き上げた作品とのことで、2021年1月に単行本が発売されます。

新潮社

バンド活動をしながら、小説もどんどん出していて、かなり精力的に活動されていますよね。

クリープハイプの歌の歌詞も、尾崎世界観さんが書かれているようで、もともと文才と感性が鋭い方なのでしょう。

ピース・又吉さんやNEWSの加藤シゲアキさんもそうですが、人の心に響く小説を書ける方って、カッコイイですよね。

ちなみに、NEWS加藤さんは、今回も「オルタネート」という作品で、(尾崎世界観さんとは別の)直木賞にノミネートされています。

【芥川賞ノミネート】尾崎世界観の小説『母影』のあらすじ・内容・登場人物は?

出版社である新潮社に記載の「母影」のあらすじは以下のとおり。

小学校でも友だちをつくれず、居場所のない少女は、母親の勤めるマッサージ店の片隅で息を潜めている。お客さんの「こわれたところを直している」お母さんは、日に日に苦しそうになっていく。カーテンの向こうの母親が見えない。少女は願う。「もうこれ以上お母さんの変がどこにも行かないように」。

新潮社

メインとなる登場人物が、

  • 学校に居場所のない少女
  • その母

となっており、家族愛なのかなと一瞬思いますが、家では「息を潜めている」とあり、緊張感が漂っています。

お母さんは、

  • お客さんの「こわれたところを直している」
  • 日に日に苦しそうになっていく

とあり、たんなる親子物語ではなく、母の苦悩に対面する少女が描かれているようです。

また、

母子家庭で育った小学校低学年の女の子が、母の働くマッサージ店の空きベッドで過ごし、やがてカーテンの向こうで施術して「直してあげる」客がおじさんばかりになってくることに気づくことから物語が展開する。

Yahoo!ニュース

  • 母子家庭で育った
  • 小学校低学年の女の子

とあるので、主人公の女の子は小学校低学年で、父親はいないことがわかります。

尾崎世界観さんは、日刊スポーツの取材に対し、

「普段からバンド活動を通して、自分の言葉と声を使った表現をしているので、今の自分とはかけ離れた人間の声や言葉に興味がありました」

「小学生の女の子の視点で、わからないからわかる、書けないから読める、そんな感覚を書きたいと思いました」

「この作品を読んだ父親からも『そういえばこんな子供だったね』という感想をもらって、つくづく、ちょっと変わった変な子供で良かったと思いました」

日刊スポーツ

とコメントしています。

  • 今の自分とはかけ離れた人間の声や言葉に興味があった
  • 小学校の女の子の視点は、わからないからわかる、書けないから読める、そんな感覚を書きたかった
  • 作品を読んだ父親から、「そういえばこんな子供だったね」と言われた
  • ちょっと変わった変な子供でよかったと思った

とのことで、

先ほどのあらすじの最後の意味深な言葉、

「もうこれ以上お母さんの変がどこにも行かないように」

新潮社

にある、「お母さんの変」と、自身が「変な子供でよかった」と言っていることが繋がります。

あらすじを見ると、

  • 閉塞感
  • 緊張感
  • 心配

など息が詰まる感じも受けますが、それよりも、おそらくひとつの伏線である「変」についてどう描かれているのか、とても気になります。

まとめ

芥川賞にノミネートされた尾崎世界観さんの『母影(おもかげ)』のあらすじ・内容・登場人物などを紹介しました!

音楽・文学の世界で活躍する、尾崎世界観さんの子供の頃を映し出したような作品になっているとのことで、早く読みたくてソワソワしてしまいます。

コロナ禍の作品ということもあり、話題性もありますね。

単行本の発売は来年1月29日とのことですが、実は文芸誌「新潮」2020年12月号に一挙掲載されているんです!

世間より早く読んでおきたい人は、文芸誌「新潮」で読めますのでぜひ。