DHC吉田嘉明会長の在日コリアンへの差別的メッセージ「チョントリー・なんちゃって日本人・似非日本人」の意味って?

DHC吉田嘉明会長が、同社のくじ「ヤケクソくじ」についてのメッセージの中で、在日コリアンの方への差別的発言があったと話題になっています。

しかし、あまり知識がなかった人にとっては、どの部分がどういった意味で差別的メッセージあるのか、ピンとこなかった人もいると思います。

そこで、今回はDHC社長の今回の発言および過去の発言から、

  • どういう意味の言葉なのか?
  • どういう差別として受け取られるのか

について、整理してみようと思います。

これをきっかけに、多くの人が在日コリアンへの差別について理解を深めることができればと思います。



DHC吉田嘉明会長の在日コリアンへの差別的メッセージ「チョントリー」の意味は?

サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです。DHCは起用タレントをはじめ、すべてが純粋な日本人です。

今回の「ヤケクソくじ」のメッセージには、「チョントリー」という言葉が入っています。

吉田会長自身の言葉というより、「ネットではチョントリーと揶揄されている」という形で持ち出されていますが、メッセージ内にこの言葉を出すこと自体が、差別的と受け取られてもしかたありません。

「チョントリー」というのは、

  • 韓国への差別を表す「チョン」
  • サントリーの社名

を合わせた造語。

「チョン」という言葉自体に差別的な意味あいがあったというよりは、歴史の中で「チョン」が差別的なシーンで使われるようになってしまい、蔑称となってしまいました。

サントリーは役員レベルに在日韓国人の方がいるなどの話もあり、その影響で韓国との絆が深いという話もあります。

その話が本当でも本当でないにしろ、サントリー=反日という安易な話ではないはずですし、サントリーという会社名と蔑称である「チョン」をもじって使うのは、差別的と言わざるをえないでしょう。

DHC吉田嘉明会長の在日コリアンへの差別的メッセージ「なんちゃって日本人」「似非日本人」の意味は?

今回の「ヤケクソくじ」での会長メッセージ以外にも、過去に吉田会長は差別発言をしていたと報道されています。

DHCの吉田会長は以前にもサイト上の「会社概要」にあった「会長メッセージ」(2016年2月付)で在日コリアンを「似非日本人」などと表現し、「ヘイトスピーチ」であると批判を集めたことがある。

Buzz Feed

内容はというと、以下のとおり。

本物、偽物、似非ものを語るとき在日の問題は避けて通れません。この場合の在日は広義の意味の在日です。いわゆる三、四代前までに先祖が日本にやってきた帰化人のことです。

そういう意味では、いま日本に驚くほどの数の在日が住んでいます。同じ在日でも日本人になりきって日本のために頑張っている人は何の問題もありません。立派な人たちです。

問題なのは日本人として帰化しているのに日本の悪口ばっかり言っていたり、徒党を組んで在日集団を作ろうとしている輩です。いわゆる、似非日本人、なんちゃって日本人です。政界(特に民主党)、マスコミ(特に朝日新聞、NHK、TBS)、法曹界(裁判官、弁護士、特に東大出身)、官僚(ほとんど東大出身)、芸能界、スポーツ界には特に多いようです。

芸能界やスポーツ界は在日だらけになっていてもさして問題ではありません。影響力はほとんどないからです。問題は政界、官僚、マスコミ、法曹界です。国民の生
活に深刻な影響を与えます。

私どもの会社も大企業の一員として多岐にわたる活動から法廷闘争になるときが多々ありますが、裁判官が在日、被告側も在日の時は、提訴したこちら側が 100%の敗訴になります。裁判を始める前から結果がわかっているのです。

似非日本人はいりません。母国に帰っていただきましょう。

DHC会長メッセージより抜粋)

この文章の中で、

  • 本物・偽物・似非(えせ)ものを語るとき、在日の問題は避けられない
  • いわゆる、似非日本人、なんちゃって日本人です。
  • 裁判官が在日、被告側も在日の時は、提訴したこちら側が 100%の敗訴になります。裁判を始める前から結果がわかっているのです。
  • 似非日本人はいりません。

根拠のあるなしは分かりかねますが、かなり差別的だと言わざるをえませんね。

在日韓国人の方に対し、「似非日本人はいらない」と暴言を吐いているようにもとれてしまいます。

また、「裁判官が在日、被告側も在日の時は、提訴したこちら側が 100%の敗訴になります。」という発言に関しても、100%という強い言葉を使っていますが、真偽のほどは不明で、「在日の方を貶めよう」としているようにも感じられます。

しまいには、「似非日本人はいりません。母国に帰っていただきましょう。」との発言。

これは、とうてい許される発言ではないというのが一般常識的でしょう。

まとめ

今回のDHC吉田会長の差別的メッセージ騒動で、傷ついた人がたくさんいます。

しかし、「差別的表現」をする人は、本当にそれを「差別的」だと思っていない・気づいていないことも多いのでしょう。

吉田会長の失言を反面教師にして、一人でも多くの人が差別表現について学び、傷つく人が少しでも減ることを祈ります。