新井浩文(本名:パク・キョンべ)が和解したのに執行猶予無し実刑判決!理由は韓国籍だから?

派遣型のマッサージ店従業員の女性に、性的暴行を行ったとして「強制性交罪」に問われていた新井浩文(あらいひろふみ)氏。

11月17日、執行猶予無しの実刑判決(懲役4年)が言い渡されました。

新井浩文被告に執行猶予が付かなかったのはなぜ?

新井被告は「強制性交罪」という罪名で起訴されています。

この「強制性交罪」は、性犯罪の中でも5年以上20年以下の懲役となる罪であり、重い部類に入ります。

今回、新井被告に「執行猶予」がつかなかったことが話題になっています。

いきなり実刑ということですので、かなり重い刑罰となります。

この点については、「執行猶予」についての正しい知識があれば理解できます。

もともと「執行猶予」とは、一定期間に再犯など犯罪を犯さなければ実刑をまぬかれるというもので、前科こそ残るものの、何もなければ懲役を受けることはありません。

しかし、この「執行猶予」は懲役3年以下の犯罪に適用されるもの。

新井被告が問われている「強制性交罪」は本来5年以上の刑となるため、そもそも執行猶予がつく対象外というわけです。

新井浩文被告の実刑判決(執行猶予なし)は韓国籍であることと関係ある?

Twitterなどでは

  • 「新井被告が韓国人であること」
  • 「実刑判決を受けたこと」

がセットでつぶやかれており、「新井被告が韓国人であるから、実刑判決を受けた」かのような印象を与えかねません。

これに関しては、新井被告が韓国人であるから刑が重くなったということではなく、関係がありません。

先に述べたとおり、執行猶予がもともとつかない犯罪であるから、実刑判決となります。

また、韓国籍であることが報道されることで、「韓国人だからこのような犯罪を犯した!」と韓国をターゲットに反発する人がいます。

今回の事件は、決して「国籍によるもの」ではないことは、少し調べれば明らかです。

新井被告が韓国籍だからといって、韓国や在日韓国人の方を敵視することは、まったく合理的ではありませんよね。

新井浩文は韓国人(籍)だった?本名はパク・キョンべ【なぜ報道されない?】

新井被告の祖父母(おそらく祖父?)が在日朝鮮人であったため新井被告自身も在日韓国人三世でしたが、2005年に韓国籍に変更しています。

新井被告は1979年に青森県弘前市で生まれ日本育ちです。

新井被告が韓国籍だったことを、今回の事件で始めて知ったという人がほとんどかと思います。

なお、今回の実刑判決の報道にあたり、大手メディアは新井被告が韓国籍であることや本名について、同時に報道することは避けています。

ただ、隠されていると思えば「何かウラがあるのでは?」と思うのが人間ですよね。

「韓国人だから刑を重くしたと知られないため」に隠しているの?と思われても仕方ありません。

しかし、実際にはそうではなく、新井被告の本名と国籍を公開しないのは、「国籍により刑を重くしたと誤解されないため」かと思われます。

同時に報道して誤解を受ければ、在日韓国人の方からの反発が発生する可能性もあります。

また、新井被告の国籍を報道することで「韓国人だから実刑」などのような噂が独り歩きする可能性があります。

また、先ほども書いたように、在日韓国人の方へ風当りが強くなることを警戒してのことかもしれません。

新井浩文被告は被害女性とすでに和解しているのに実刑判決4年ははぜ?

今回の一件で、新井被告はすでに被害女性と和解し、慰謝料300万円を支払っています。

今回の新井被告の実刑判決は、4年となっており、通常は5年以上となるところ、和解していることを鑑みて、1年少ない4年となったとのこと。

「和解しても実刑判決が下されるの?」

と疑問に思う人もいるかもしれませんが、そういうことはあり得ます。

和解して慰謝料を払うこと自体は、「民事上」の解決であり、「刑事上」はまた別途裁かれる必要があるためです。

慰謝料を払うなどして「民事」で解決されていても、犯罪をおかしている以上、「刑事」でも裁かれます。

ただし、刑事罰を決める今回のような裁判において、「民事で解決済みかどうか」も考慮に入られることがあるということですね。

今回は上記のとおり、民事で解決しているため、刑事上の実刑が1年短くなっています。

新井浩文被告に執行猶予がつかず実刑判決懲役4年となった理由まとめ【弁護士解説動画あり】

新井被告に執行猶予がつかず、実刑判決4年が下された理由は、ざっくり説明すれば以下のとおり。

  • 新井被告が問われている「強制性交罪」は懲役5年以上の刑となるため、もともと執行猶予はつかない。
  • 執行猶予は懲役3年以下の犯罪につくもの。
  • 韓国籍であることと、今回の判決には関係がない。
  • 民事で和解済みのため、懲役5年→懲役4年へ減刑となった。

なお、もっと詳しく知りたい!という方は、以下の動画がおすすめです。

弁護士の先生が詳しく解説してくれています。

新井被告が執行猶予なしで実刑判決になったことは、「韓国籍」であることとは関係がありません。

そのあたりを誤解してSNSなどで情報が拡散すると、たくさんの人が傷つくことになりますので、ぜひ気を付けておいてくださいね。