アメリカ大統領選挙で当確と報道されているジョー・バイデン氏。
トランプ大統領が選挙で不正があったと抗議中であることを考えると、バイデン氏が次期大統領になるかどうかはまだ分かりませんが、早くも「日本のジョー・バイデン」について話題になっています。
かつて、オバマ大統領が大統領選に勝利して活気づいた福島県小浜市のことを思い出したのは、私だけででしょうか?
「日本のジョー・バイデン」が第二の小浜市になれるのか?調査して考えてみましたので、ぜひ話題作りにチェックしてくださいね~!
熊本県にジョー・バイデンという名前の町長がいると話題に!
「日本のジョー・バイデン」とは、熊本県の町長のこと。名前が「梅田穰」で「バイデン・ジョー」と読めるためだそう。
ネットのリアクションを見ていると、町長の名前の読み方は「ばいでん ゆたか」だと思っている人が多いように思いますが、自治体の町長挨拶のページには「うめだ ゆたか」とフリガナがふってありますので、そちらが正解のようです。
「梅田」は音読みをするとバイデン、「穰」が「ジョー」と読めるという理屈。
名前の読み方も「ばいでん じょう」だったらもっとアツかったと思うのですが…
とはいえ、地元を中心に話題になっていることは間違いなく、「大統領選で不正?!」「デモ勃発」など物騒な話題が多いなか、なんとなくほっこりさせてくれるエピソードですね。
熊本県のジョー・バイデン町長はどこの町?
熊本県のジョー・バイデン町長、梅田町長がいるのは熊本県の上益城郡山都朝(かみましきぐん やまとちょう)です。
熊本県の東部にあり、ゆたかな自然にかこまれた、とても素敵な町。移住者へのサポートも積極的で、山都町ホームページでは、空き家情報なども見ることができます。
熊本のジョー・バイデン町長の現時点でのアメリカとの繋がりはある?
熊本県山都町が、現時点でアメリカとのつながりがあるという情報はありません。
オバマ元大統領とのつながりがある福島県小浜市は、オバマ元大統領がまだ民主党の一候補者だったころから支援をしていますが、山都町とバイデン氏との関係はそこまでではないようです。
熊本のジョー・バイデンは第二の小浜市(オバマ大統領時)になれるか
もしバイデン氏がアメリカの大統領になったら、山都町はアメリカとのつながりができるのかが気になるところですが、その可能性は低そうです。
かつての福島県小浜市は、オバマ氏が大統領に当選する前から熱心に応援していましたし、市民有志で結成された「オバマ氏を勝手に応援する会」を結成し、オバマ氏が大統領に当選した後、訪日のタイミングでオバマ氏の故郷ハワイにちなんでフラダンスを開催したり、「オバマさん、小浜に来てね」とメッセージ付きのビデオレターを作成したりしていました。
まだ上院議員だったオバマ元大統領が、訪日の際税関で「私小浜市の出身です」とギャグを言ってくれたというエピソードもあります。
当時の小浜市長の村上氏は、「小浜市の名前を広めてくれたお礼」としてオバマ氏に地元の特産品である若狭塗夫婦箸を送ったという話もあり、関係を深めようという努力が行動ににじみ出ています。
また、地元の若狭塗の箸も、当時の首相だった麻生太郎氏を通じて贈られており、そういった日本のトップのはからいも必要となります。
熊本県の梅田町長は、現時点では「バイデンつながり」を具体的に活用していく動きは見せておらず、「職員や町民からアイデアをもらいたい」と話しているそう。
よほどの強い働きかけが町内からおこらないかぎり、山都町が第二の小浜市になることはないかもしれません。
熊本以外にも!ジョー・バイデンと読めることで話題になっている地名が山口県宇部市に
実は、他にも「ジョー・バイデン」と読めることで話題になっている場所があります。
それが、山口県宇部市東須恵(やまぐちけんうべしひがしすえ)にあるバス停「上梅田」(かみうめだ)。
注目を受けて、バス停のステッカーを新調したとのことですが、いまのところ他に大きな動きはありません。
よく考えると、「ばいでん」と読める地名は、北海道小樽の煤田(ばいでん)山など、各地に点在しています。
また、苗字で言えば
- 倍田(ますだ)
- 買田(かいだ)
などの実在する苗字も音読みすれば「バイデン」と読めますし、「ジョー」にいたっては
- 譲
- 穣
- 醸
などが、そのままで「じょう」と読めます。
外国でも通じる名前にしたいという理由で「じょう」と付ける方も多いので、日本人では「ジョー」さんは実際には珍しくないんですね。
熊本のジョー・バイデン町長はどこ?小浜市みたいになれるかどうかのまとめ
今回、熊本県山都町の梅田穰町長の名前が「ばいでん じょう」読めることで話題になっていますが、過去の小浜市のように積極的な働きかけがないと、アメリカとの関係構築は困難ではないかと思います。
また、日本にはほかにも「ばいでん」と読める地名や苗字、「じょう」と読める名前がちらほらありますので、音読みで「ジョー・バイデン」だからといってそこまで特別感はないかもというのが正直なところ。
現時点で当確といわれているバイデン氏ですが、正式に大統領に就任するかどうかはまた別の話ですので、最新情報を引き続き追っていきたいと思います。