音声SNSアプリ「Clubhouse」がiPhone限定アプリとして使えるようになりました。
評判がかなり良いということなのですが、「自分で勝手に使い出す」ことができないなかなかガードの固いSNSなのです。
結論から言えば「招待してもらわないとスグには使えない」ということなのですが、招待方法が分からないなど色々疑問もあるかと思います。
メルカリで招待枠を売っているなんてツワモノもいますから、安全に使うなら、Clubhouseがどんな仕組みになっているのか知っておく必要がありそうですね。
そこで今回は、ざっくりではありますが
- Clubhouseの特徴
- 招待してもらわないと使えないのか
- Clubhouseの招待方法
- 招待方法を増やす方法
- 招待できないときは何が原因?
- 招待してもらって使う場合の注意点
このあたり解説していきますのでぜひ参考にしてください。
なお、Clubhouseは始まったばかりのサービスでまだベータ版ですので、変更は大いにあり得ます。
やり方などがスグに変わる可能性もありますので、参考程度ということでお願いします。
Clubhouseの使い方と特徴!招待してもらわないと使えない!?
Clubhouseは「完全招待制」のSNSという触れ込みで、本当に信頼できる人とだけ繋がっていくというようなスタイルのSNSです。
匿名のSNSとは違って、原則「実名登録」ですし、外国人の方の利用が多いのですが、それらの方はほぼ自分の写真をアイコンに使っています。
Facebookのようなイメージに近いかもですが、過去記事のような形でログが残らないので気軽に使えるというメリットがあります。
音声だけで会話するようなSNSなのですが、zoomなどの動画ツールとは違って「いつ・何時」などの「待ち合わせ」をしなくても使えるため、より気軽なコミュニケーションが可能です。
また、コメント機能がないので、(リアルタイムでの音声によるものは別ですが、)コメントによる誹謗中傷などが生まれない点はかなりのメリットと言えるでしょう。
匿名&コメントは、かなり闇が深いですので、Clubhouseにはそれが無く、安心して利用しやすいSNSと言えるかもしれません。
まだ新しいサービスとはいえ、Clubhouseの利用者は現時点で毎週200万人以上とのこと。
招待で利用者が増えれば、今度は加速度的に普及していくでしょう。
Clubhouseは招待なしでもID登録してウェイティングリストで待つ方法も!ただし時間がかかるかも
Clubhouseの参加方法は「招待しかない」と思われがちですが、実は公式サイトの「ウェイティングリスト」というものもあります。
アプリをダウンロードして、ユーザー登録を済ませた(IDを登録した)あと、ウェイティングリストで待機していれば、公式からの許可が下りて使えるようになるようです。
それなら「公式のウェイティングリストで充分じゃないか」と思うかもしれませんが、これがスグに解禁されずかなり待たされるケースもあるようです。
スグに使いたい人にとっては、どちらかと言えば「知人に招待してもらう」というスタイルが一般的なようです。
Clubhouseの招待方法(やり方)!電話番号が必要
Clubhouseの招待のやり方ですが、まずは招待する人が、招待される人の電話番号を入手する必要があります。
電話番号は、今の時代メールアドレスよりかなり個人的な情報とも言えます。
誰でも彼でも気軽に参加できてしまうとSNSの質も落ちてしまうので、参入障壁をグッと高めて変な人が入りにくいようにしているんでしょうね。
具体的な招待ステップは以下のとおり。
- 電話番号を入手
- スマホ端末に電話番号を登録(意外とアナログです)
- アプリ内のメールマークをタップして、紹介したい人を選ぶ
- 招待コードをSMS送信
これで招待完了です。
Clubhouseの招待枠を増やす方法
Clubhouseを使ってみると、かなり面白く感動したと感じる人が多いようです。
「これは素晴らしい!」と思うと「みんなに使ってほしい!」という気持ちでいっぱいになりますよね。
思わず友達みんな招待したくなりますが、実は招待できる人数には制限が設けられています。
現時点での招待枠は、1ユーザーあたり2人まで。
1日2人までなのかな?と思ったのですが、「1ユーザーあたり2人」なので、2人招待したら追加で他の人を招待することはできないようです。
しかし、利用頻度が高くアクティブに活動していれば、招待可能人数は増えていくとのこと。
フォロワーが増えれば音声での発信も影響力が出てきますので、Clubhouseで多くフォロワーを獲得したい人は、まずは自分がアクティブに利用すると良いですね。
Clubhouseで招待できないときの原因・対策
Clubhouseは1ユーザーあたり2人までしか招待できないので、当然ながら、それ以上の人数を招待しようとするとできません。
しかし、Clubhouseで招待してもらう際、「招待人数が2人以下なのになぜか招待できない!」という事象が起きている人がいるようでした。
Clubhouse流行りに乗ってみようと友人に招待頼んだのですが、僕の電話番号にうまく招待できないっぽく、この状態でアプリが使えなく終了しそうです☺️☺️ pic.twitter.com/3r5qUgvDtX
— AR起業家 – Totti (@ok_totti) January 25, 2021
このような場合は、入力する電話番号の欄で
- 電話番号の最初の「0」を消す
- 日本の国番号「+81」を電話番号の頭に追加する
ことで、無事に招待が完了したケースがあるようです。
もし、「招待人数が2人以下なのに招待がうまくいかない!」という方がいれば、入力する電話番号を正しく入力できているかどうか、確認してみてください。
Clubhouseを招待してもらって使う際の注意点
Clubhouseに招待してもらう際、早く使いたいあまり、SNS上でClubhouseに招待してくれる人を探し、安易に電話番号を教えてしまうということもあります。
中には、海外の方にまで電話番号を気軽に教えてしまう人もいるようで、これには注意が必要ですね。
電話番号は、通話だけでなくSMSなどの文章送信にも利用できます。
ということは、SMS送信された不審なURLをクリックしてしまって詐欺に巻き込まれたりなど、文章のやり取りから発生するあらゆるリスクが考えられるわけです。
SNSなどでClubhouseに招待してくれる人を探すのも悪くないのかもしれませんが、素性も分からない人にむやみに電話番号を教えるのは危険です。
もし、若年の方やお年寄りなどのネットリテラシーが低い方がClubhouseを使いたい場合は、招待経路にも充分気を配ってあげることが必要でしょう。
また、メルカリなどの通販サイトで、数千円から1万円ほどの高額で「招待してあげますよ」という取引が発生しているとのこと。
招待枠が余っているユーザーが、メルカリ経由でお金をもらいながら招待しているということなのでしょうが、これも考え物ですね。
こういった招待行為が禁止されているかどうかは売買サイトの規約によるとは思います。
自己責任で、お金を払って招待してもらうというのもアリなんでしょうけど、個人的には怖くておすすめできないですね。
また、こういったやり方で稼ぐ人が増えれば、Clubhouseの本来のコンセプトが崩れてしまうので、遅かれ早かれ対策がなされることでしょう。
どういった経路で招待されて登録したのかなどは、現在の技術である程度道をたどれるようなので、Clubhouseや売買サイトの規約に違反しているなどということになると、小心者の私は「後々が怖いな」と思ってしまうわけです。
まとめ
音声SNSアプリ「Clubhouse」が解禁となり、日本でもユーザーが加速度的に増えていくと予想されます。
Clubhouseの性質上、電話番号を使った紹介で初めて利用できるようになっており、これまでのSNSよりも、より信頼した仲間と気軽に繋がれるのが強みです。
しかし、招待のやり方が「電話番号を使う」といったものなので、メルカリなどで「電話番号を教えてくれたら招待しますよ。代金はいくらいくらです」というような案件も出てきているようです。
また、ツイッターなどのSNSで、知らない人に電話番号を教えて招待してもらうという人もいるようです。
仲間内で招待し合う分には、とても楽しく安全なSNSライフになると思いますが、知らない人に招待してもらう場合は気を付けるべきこともたくさんあるよ、ということは覚えておいた方が良いでしょうね。