作詞家で作家のなかにし礼さんが、12月23日に82歳で亡くなりました。
なかにし礼さん死去。。
「北酒場」や「石狩挽歌」など、昭和を代表するヒット曲の作詞家で、直木賞作家のなかにし礼さんが、23日、心筋梗塞のため東京都内の病院で亡くなりました。82歳でした。ご冥福をお祈りいたします😞 pic.twitter.com/4Obvdn2zw7
— ゲン (@Yusk50168986) December 25, 2020
なかにし礼さんの功績についてはあらゆるところで耳にするかと思いますが、そのなかにしさんを支えた妻の石田ゆりさんや、ご家族についてはあまり知られてないことも多いかと思います。
そこで今回は、
- なかにし礼の奥さん石田ゆりさんについて
- なかにし礼の家族、特にお兄さんとお母さんについて
まとめてみたいと思います。
なかにし礼が死去(死因は食道ガンではなく心筋梗塞)
なかにし礼さんが2020年12月23日に亡くなりました。
82歳だったとのことで、それなりにご長寿だったといえるのではないでしょうか。
なかにしさんは、平成24年以降、食道ガンで闘病されており、最近は体調も良くなっているとの話がありました。
ガンのことを知っている方は、「なかにしさんはガンでなくなった」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、なかにしさんの死因は心筋梗塞だったそうです。
なかにしさんは、もともと心臓が弱く、手術によって心機能を維持していました。
今回の心筋梗塞が体質や持病によるものだったのかは分かりませんが、長年患っていたガンでなくなったわけではないということは、知っておいてください。
なかにし礼の奥さん(妻)石田ゆりさんは健在なのか?
なかにし礼さんの奥さん、石田ゆりさんは、現在69歳です。
なかにし礼さんとはかなりの年の差ですね。
石田ゆりさんは1968年に宝塚音楽学校に入学されましたが、歌劇団には入団せず、女優と歌手の道を志します。
(画像:https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E2%98%86%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88-%E7%9F%B3%E7%94%B0%E3%82%86%E3%82%8A/dp/B00MNPBG0I)
若い頃の石田ゆりさん、とても美人ですよね。
石田ゆりさんの宝塚音楽学校の同期には、小柳ルミ子さんがいるそうです。
なかにし礼さんとの結婚を機に、芸能界を引退されています。
最近では、2019年になかにし礼さんと一緒に徹子の部屋に出演されました。
(画像:https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20151019.html)
徹子の部屋では、なかにし礼さんのガンの闘病生活や、その看病のストレスで石田ゆりさんがうつ病になってしまったけれど元気になったことなどを話されました。
波乱万丈な夫婦生活ですが、互いに支えあって仲良く過ごされていたようです。
石田ゆりさんについては、ご病気や危篤の情報は入っていませんので、今でもご健在と思われます。
しかし、最愛の夫なかにし礼さんを失った悲しみは大きいでしょうね…
そうそう、石田ゆりと石田ゆり子は違うんですよ。紛らわしいけれど😅。
しかしその…奥様の石田ゆりさんがいしだあゆみの妹ってのは今初めて知った。。
とにかく。なかにし礼さん、お悔やみ申し上げます( ; ; )。
昭和歌謡の重鎮がまた1人。。。
— 通勤準急(野球⚾️は獅子)。 (@oftonkobaton7) December 24, 2020
ちなみに石田ゆりさんは、いしだあゆみさんの妹さんです。
なかにし礼の家族(兄・母)はどんな人だった?
なかにし礼さんの家族に関しては、お兄さん・お母さんについても有名です。
なかにし礼さんのお兄さんは14歳も年上で、特攻隊に所属するも生き残って、お父さんが亡くなった後は一家の主となっていたそうです。
しかしそのお兄さんは事業に度々失敗して大借金を作り、家族を借金地獄に巻き込んでしまうようになりました。
その後なかにしさんは結婚と離婚を経験し、半身不随になってしまったお母さまを介護していたお兄さん夫婦と一緒に住むことになりましたが、なかにしさん名義でお金を借りたり勝手にお金を使いこんだりと、なかにしさんはかなり苦労されたようです。
お母さまが亡くなったあとは、お兄さんとも縁を切り、16年間も会わなかったそう。
なかにしさんはその壮絶なお兄さんとのかかわりあいを、自伝「兄弟」に記しています。
まとめ
作詞家で作家のなかにし礼さんが亡くなりましたが、奥さんの石田ゆりさんはご健在だと思われます。
仲の良い夫婦という印象だったため、石田さんを思うと心が痛みます。
なかにしさんのご家族で、有名だったお兄さん・お母さんはもう亡くなっていますが、なかにしさんの歌詞・小説には、家族との波乱万丈な人生が映し出されていたのでしょう。
あらためて、なかにし礼さんの小説を読んだり、歌詞を聞きたくなりました。