【徹底考察】M-1マヂカルラブリー(マヂラブ)が面白くない!なぜ審査員の評価が良いのかを検証!

本日放送されたM-1グランプリの優勝者・マヂカルラブリーのネタって、独特ですよね。

漫才と呼んでいいのか悪いのか…

しかし、過去にはサンドウィッチマンなど、漫才とはあまり言えないようなスタイルのお笑いでM-1グランプリで優勝しているコンビもいます。

ただ、サンドウィッチマンは「面白い!」と大旋風になっていた記憶がありますが、マヂカルラブリーは「面白くない…」「うるさい…」と思う人も多かったようです。

今回は、なぜマヂカルラブリーが「面白くない」のに審査員の評価がよかったのか、考えてみたいと思います。



M-1グランプリ2020優勝のマヂカルラブリーのネタが面白くない⁉

M-1グランプリ2020のマヂカルラブリーのネタがこちらです。

マヂカルラブリー【決勝1回戦ネタ】の動画と内容

  • レストランのマナーを教わるという設定
  • 食べ終わりのサイン「ナイフとフォークをナナメに置く」というのをオチとして使っている
  • ボケの野田クリスタルが、ドアを壊してレストランに入ってきたりなど奇想天外な動きでボケる
  • ボケはほぼしゃべらずにジェスチャーでボケたおす
  • 最後にわざとスベった微妙な空気を演出して、「ナイフとフォークをナナメに置く」しぐさでシメる

というものでした。

新しいといえば新しい、ですが、「こんな漫才見たことない。漫才と言えるのか」「ちょっと破天荒すぎ」と思う人も多かったのではないでしょうか。

マヂカルラブリー【決勝2回戦ネタ】の動画と内容

  • 電車が揺れるけどつり革は意地でつかみたくないという設定
  • ひたすら揺れる電車で最初は耐える
  • 途中から野田クリスタルが転がりだして、電車の中で小便までするという破天荒ぶり
  • 野田クリスタルはほとんど言葉を発せず、引き続きジェスチャーのみでボケたおす

最終決戦(決勝2回目)も、かなり独特な漫才でした。

1回戦に関しては、「さんざんツッコまれたあげくなんとなく尻すぼみで終わるなあ」という印象を持った人も多かったのではないでしょうか?

また、2回戦に関しては、

「ちょっと下品すぎる…」

「ひたすら転がりまわってて当たり障りのないツッコミしかせず、つまらなかった」

という感想の人も多かったようです。

全然面白くなかったという人もいますが、

「最終決戦の電車ネタはおもしろかった!」

「1本目のネタからの流れがあったから、2本目を面白く見ることができた!」

など、一部面白くない要素はあったかもしれないけれど、M-1通しての総評は「面白かった」という人もいましたね!

マヂカルラブリーは漫才ではなくコントだったのか

マヂカルラブリーが優勝するはずがないと思っていた人の意見として、「マヂカルラブリーのM-1ネタはコントであって漫才ではない!」というもの。

たしかに、最初から最後まで設定が変わらなかったですし、「フレンチレストランに行く人」「電車に乗っている人」など、役も明確でしたよね。

M-1グランプリ2020優勝のマヂカルラブリーのネタが審査員の評価が良かったワケは?

「これって漫才なの?」

「うるさくて面白くない…」

というネガティブなコメントが多い中で、

「勢いがあって面白かった!」

「漫才とは言えないけど面白かったから優勝でよし」

「もはや漫才とかではなく面白いかどうかだけ決める大会がM-1という感じになってきている」

といった意見も…

たしかに、昨年優勝したミルクボーイはザ!王道漫才!という感じでしたが、ミルクボーイも直後は「面白くない」と叩かれたこともあったそうですからね。

もはやM-1に「漫才と言えるかどうか」は関係なくなってきているのかもしれません。

M-1というタイトルなだけに、「これは漫才なのか…?」という先入観からの疑問が邪魔をして、マヂカルラブリーが出てきたときに違和感を感じてしまい、楽しめなかった人はいるかもしれませんね。

単純に「面白いか面白くないか」という目線だけで観れば、素直に笑えた人はもっと増えていたでしょう。

審査員の評価がなぜ良いのか?についても、「漫才かどうか」という点がほぼ点数に反映されていないからと言えますよね。

また、「レストラン」や「電車」など、誰でもわかる題材を採用していたのも、ポイントが高かったのではと思います。

事実、3年前にマヂカルラブリーが上沼恵美子さんに酷評された際のネタは、「ミュージカルの観客が不審な動きをする」というネタだったので、

「そりゃ伝わらないよ!」

と思われても仕方なかったんです。

しかし、今回は

「子どもでも、お年寄りでもわかる」

「直感的に、何がしたいのかわかる」

というネタだったため、しっかりと評価してもらえたのではないでしょうか。

実際に、去年優勝したミルクボーイも、「コーンフレーク」のネタでしたよね!

「コーンフレーク」を知らない人はいないですので、広く笑いを取れて、優勝したということは確実にあると思います。

M-1グランプリ2020優勝のマヂカルラブリーのネタの視聴者投票と審査員の評価が違いすぎるワケ

なお、2017年のM-1でマヂカルラブリーを酷評していた上沼恵美子さんは、今回は「バカバカしさが突き抜けるのは芸術。本当に良かったと思う」とコメントしていました。

ここでひとつ思ったのが、「バカバカしさが突き抜ける」というポイントなのですが、もしかすると、

  • 会場で生で観るマヂカルラブリー と
  • テレビ越しに見るマヂカルラブリー

は、見え方が違ったのかもしれません。

視聴者には、「何いつまで馬鹿なことをやっているんだ」と見えた人もたくさんいたと思いますが、

審査員席で見ると「バカバカしいのは分かるんだけど、勢いが凄い!」と審査員が圧倒されていた可能性もあります。

実際に、立川志らく氏も、

「決戦で野田クリスタル氏の動き。思わず喜劇と言ってしまった。漫才の戦いで喜劇に票を入れていいのかという葛藤があった」

中スポ 東京中日スポーツ

と、マヂカルラブリーのネタを「喜劇」と例えています。

しかし、画面越しに「喜劇に見えたか」は、実際微妙なところですよね。生で、目の前でマヂカルラブリーを観ると、喜劇さながらだったのかもしれません。

実際に視聴者投票では、マヂカルラブリーはたったの8.6%という結果に。

「生で観て面白いネタ」と、「テレビで見て面白いネタ」の乖離があるということですかね。

M-1優勝したけどマヂカルラブリーは今後が心配⁉コントだけどサンドウィッチマンとは違うかも

M-1で優勝したコンビは、毎年様々はバラエティ番組やロケ番組にまで引っ張りだこになりますよね。

ミルクボーイなどは、2020年前半は毎日のようにテレビに出演していました。

しかし、M-1王者がそのあとの「ネタ番組以外」でも売れ続けることができるのは、

  • 漫才師だからどんな場面でもある程度しゃべれる
  • ロケ番組などでもボケとツッコミで臨機応変に対応できる

からだと言ってもいいでしょう。

コントは、あらかじめ決められた状況で、役回りを決めてその中で面白く見せるものですが、漫才は「しゃべり」で魅せるものですよね。

今回のマヂカルラブリーについては、

  • あれはコントであり漫才ではなかった
  • 野田クリスタルがほぼしゃべらずにボケたおしていた

とさんざん言われていますので、

「M-1優勝しても、その後のバラエティ番組などでしっかり喋れるのか」

を心配している人も少なからずいることと思います。

「コントだろ!」と言われながらも優勝して、そのあと売れ続けているのがサンドウィッチマンですが、サンドの伊達さん・富澤さんはどちらも

  • キャラクターがしっかりしているけれど無難さもあり使いやすい
  • 伊達の「カロリーゼロ」理論などアメトーークなどでも盛り上がりやすいネタを持っている
  • 富澤の「ちょっと何言ってるかわかんないす」はどの場面で言ってもウケるからバラエティ向き
  • とにかく二人ともしっかりしゃべれて、バラエティの空気を乱さない

という強すぎる特徴がありますよね。

「コントだ!」と一部の人に厳しく言われながらも優勝し、そのあとしっかり活躍できているのには、サンドウィッチマンの二人が「しゃべれた」から。

そうなると、ひたすら「体の動き」だけでボケる野田クリスタルは、特にやっていけるかどうか心配ですよね。

まとめ

今回のM-1グランプリで優勝したマヂカルラブリーですが、ネットでは「面白くない」と思った人も多かったようです。

しかし審査員の評価が良かった理由を考えてみると、納得いくところも大きいですね。

M-1グランプリで優勝したコンビは毎年売れっ子になるので、マヂカルラブリーの今後の活躍が楽しみです。