VTuberの「磁富モノエ」さんが所属している「VOMS Project」としての活動終了が発表されました。
磁富モノエさんが活動終了となる理由としては「契約違反」とのことですが、契約違反のもとになった原因は何なのかについては発表されていません。
秘密保持契約違反ではないかと思っています。
その理由についてもお伝えします。
磁富モノエの契約違反内容は何?
VTuber「磁富モノエ」契約違反で活動終了 「無念の思いでいっぱいです」#GYARI #voms_project #VTuber #磁富モノエ #配信者 https://t.co/8RxLNnSrix
— J-CASTニュース (@jcast_news) February 19, 2021
磁富モノエさんはGYARIさん(ボカロP)の「VOMS Project」というVTuberプロジェクトに所属しています。
「VOMS Project」はゲーム実況を無限に観たいとうコンセプトのもと立ち上げら得たプロジェクトで「磁富モノエ」さんの他に「天野ピカミィ」「費緋笠トモシカ」のキャラクターで構成されており、それぞれTwitterアカウントとYouTubeチャンネルを持っています。
しかし、今回「磁富モノエ」さんの活動終了が発表されたことにより、Twitter及びYouTubeともに活動終了がトップ画面にアナウンスされています。
普段から「磁富モノエ」を応援している人たちからすると、突然の発表に驚きの声が多くなっています。
- 活動終了って嘘でしょ!
- 契約違反ってはっきり書くんだな!
- 一発アウトって余程なことしたんだな
- 契約違反ということは法律に触れることしたとか?
- アーカイブも全て消えたか
などの声が上がっていますね。
今回の「磁富モノエ」に関しては、上記のコメントにもあるように、イエローカードが出されていたわけでなく、一発レッドカードで退場となったようなのです。
一度、何らかの問題を起こし、注意の意味を込めてイエローカード、もし再度問題を起こした場合はレッドカードではなく、一発退場で契約解除です。
「VOMS Project」を作ったGYARIさんからすると、「磁富モノエ」さんとの契約をすぐにでも解除しなければならないことが発生したのだと思われます。
「VOMS Project」を会社で「磁富モノエ」を社員と考えるとヒントが見えてきそうです。
会社を運営するためには国が定めた法律やルールのほか、会社内で決められたルールなど複数のルールが存在します。
社員がルール違反を起こした場合でもどのルールを破ったかによって処分内容は変わってきます。
もし、ルール違反が社内に留まり、会社や他の社員に大きな損失を与えない場合はクビ、すなわち懲戒解雇の処分とはなりません。
しかし、違反したルールが法律を犯したり、不正などで所属している会社だけでなく他社にまで迷惑を掛けた場合や犯罪を起こして有罪判決を受けた場合には懲戒解雇に該当してきます。
活動終了の理由は機密保持契約違反?
そして、昨今特に厳しくなっているのが「秘密保持」に関することです。
この秘密に関しては、社内だけでなく社外の協力会社との間で「秘密保持契約」を結び、秘密が外部に漏れないように法律面からの対策が行われています。
VTuberプロジェクトを進める上では、技術的な面だけでなく、キャラクターなどについても秘密事項があるはずです。
「磁富モノエ」さんが一発退場で契約解除になったということは、GYARIさんからすると許しがたい、著しい違反があったと考えられます。
同じVTuberで契約解除になった案件としては、「にじさんじ」所属の「金魚坂めいろ」さん、「真堂雷斗」さんなどが契約違反を理由に契約解除となっています。
また、「にじさんじ」のイラストレーターだった「萌木雄太」さんが秘密保持契約違反で契約解除となっています。
「磁富モノエ」さんについても秘密保持契約違反または、それに準じるような違反があったと考えられます。
磁富モノエ突然の活動終了でグッズ販売はどうなる?
今回、「磁富モノエ」さんが一発退場で活動終了となったわけですが、「磁富モノエ」さんのグッズ販売が行われています。
これらのグッズ販売も即中止となるのでしょうか?
「磁富モノエ」さんのグッズはヴィレッジヴァンガードオンラインストアで販売されています。
2月23日時点では「VOMS 磁富モノエ スマホリング」発売中となっているため、グッズの販売中止は行っていないようです。
引用元:https://voms.net/goods/page/2/
おそらく、在庫がなくなるまでは販売するということのようですね。
おわりに
VTuberの「磁富モノエ」が「VOMS Project」としての活動終了が発表され、その理由は契約違反だとされるものの、どのような契約に違反したのかについては発表されていません。
そこで、一発退場で契約解除と活動終了になるには秘密保持契約違反などの重大な違反があったのではないかということを過去事例を交えてご紹介しました。
それにしても最近この手の解約解除増えてきていますね。