ディズニーランドの年間パスポートの終了が発表されました。
とはいっても、これはアメリカ、カリフォルニアのディズニーランドのことです。
ディズニーランドのコアなファンは年間パスポートを購入して、一年間に何度もディズニーランドを訪れて楽しんでいます。
そんなディズニーランド最大のファンに提供する年間パスポートを終了するのですから余程の事情があったと考えられます。
日本の東京ディズニーランド(TDL)の年間パスポートが終了されることは無いのでしょうか?
東京ディズニーランド(TDL)の年間パスポートはどうなる?
【米Disney 年パスの終了発表】https://t.co/80X6aO0Ay8
新型コロナの影響で臨時休園が始まってから約10カ月。アメリカ・カリフォルニア州にあるディズニーランドが1月14日、年間パスポートのプログラムを終了させると発表した。すでに年間パスポートを購入している人は返金を受けられる。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 15, 2021
現時点で東京ディズニーランド(TDL)の年間パスポートが終了されるというアナウンスは行われていません。
ただ、今後、アメリカ、特にカリフォルニアにあるディズニーランドを取り巻く環境が日本にも起きれば年間パスポート終了という事態にならないとは限りません。
では、カリフォルニアのディズニーランドではどのようなことが起きているのかを確認してみます。
アメリカ(カリフォルニア)ディズニーランドが年間パスポートを終了する背景
今回、アメリカ(カリフォルニア)ディズニーランドが年間パスポートを終了する理由は「新型コロナウイルス」です。
アメリカは世界の中でも新型コロナウイルス感染者が多い国ですので、日本以上に飲食店だけでなく、商業施設やテーマパークなども規制がかかっています。
カリフォルニアディズニーランドでは昨年3月には臨時休園を余儀なくされ、現在もテーマパーク全体が元通りの営業再開に踏み切れない状況です。
さらに、今後はワクチン接種会場となるため、現在のような状況はまだまだ続くようです。
年間パスポート購入者からすると、年間パスポートを持っていても使えない状況が続くことになりますので、年間パスポートの利用期間の延長を求める声が上がっても不思議ではありません。
このような背景からアメリカ(カリフォルニア)ディズニーランドは年間パスポート終了を決定したようです。
では、日本の東京ディズニーランド(TDL)の年間パスポートはどうなるのでしょう?
東京ディズニーランド(TDL)はどうなる?
アメリカと比較すると日本の新型コロナウイルス感染者は少ないですが、現在は感染者数が全国的に増加している状況です。
東京ディズニーランド(TDL)では、東京ディズニーシーを含めて、昨年(2020年)は長期休園しています。
期間は2020年2月29日から2020年6月30日の4ヶ月間ですので、1年間の3分の1が休園ということになります。
現在も1日当たりの入場者数を5000人以下に抑えています。
#COVID19
施設の運営費を考えると、休園する選択の方が、損が減るような気もする東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの入園者数を1日当たり各パークで5000人以下に制限。普段は、両パーク合わせて入園者数は1日平均8万9200人https://t.co/kGCCN64X2W
— Hiroshi Yoshida (@HiroshiYoshida_) January 8, 2021
ちなみに、平時の東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーの1人当たりの入場者数は平均9万人ですので、どれだけお客さんが少ないかわかります。
これだけの長期間休園となれば、年間パスポート保有者にとっては大きな損失です。
そこで、東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーでは年間パスポートの払い戻しを発表しています。
有効期限の延長も出来たと思いますが、その選択肢を選びませんでした。
おそらく、今後の見通しが立たないからでしょう。
現在の所、日本では飲食店を中心にした休業要請や営業時間短縮要請が行われているので、余程のことがなければ年間パスポートが終了することはないと思います。
まとめ
アメリカ(カリフォルニア)ディズニーランドが年間パスポートの終了を発表したことで、日本の東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの年間パスポートがどうなるのかについてお伝えしました。
アメリカでの年間パスポート終了に至る背景を考える限り、日本の東京ディズニーランド及び東京ディズニーランドが年間パスポートを終了することは可能性的には薄いのではないかとお伝えしました。
ただ、新型コロナウイルスの感染状況によって事態が大きく変わることは考えられるでしょう。