中島恒雄の総長復帰理由は?復職を認めたのは東京福祉大の誰?人格が卓越?

部下の女性5人へのわいせつ行為で実刑判決を受け、総長を辞めた東京福祉大学の創設者が11月、再び総長の座に戻っていたことが明らかになりました。

その創設者とは東京福祉大学の総長・中島恒雄氏(73)。

東京福祉大学側は文部科学省に「中島恒雄を運営に関与させない」と報告をしていたものの、結局東京福祉大学の総長へと復帰をした事で過去の発言と整合性が取れないとして調査に乗り出した事が明らかになりました。

東京福祉大学はなぜ中島氏の復帰を認めたのか?また実刑判決を受けた詳細とは?早速調べていきたいと思います。



中島恒雄氏が犯した罪とは?

中島氏の逮捕理由は2007年2月に41歳の女性教員を呼び出して体を合意なく触った疑いがあったことです。

この件を受けて2008年1月21日に逮捕されました。

逮捕に至った詳細としては、大学総長室に女性教員(41)らを「土産物を渡す」などといって相次いで総長室などに呼び出し、約1時間にわたり無理やりキスをしたり、体を触ったりするなどの猥褻行為をした疑い。

他の女性職員数人からも被害の訴えが出ており、警視庁は余罪があると見ていたそう。

この事件で、中島氏は2年の実刑判決を受けて服役していました。

中島氏の実刑判決に対し、大学側は再発防止を発表。

さらに、大学側は「今後中島氏を運営に関わらせない」と文科省に報告していたそうです。

また大阪地検特捜部が、土地売買に関する手付金21億円の業務上横領罪で元理事長らを起訴したことを受けた措置。

このことから元理事長が2019年の12月に業務上横領罪で起訴されている事も判明しました。

この元理事長が誰をさしているかは不明です。

東京福祉大はなぜ中島氏の復帰を認めたのか?

復帰すると批判の声が相次ぐことは想像もできたことでしょう。

そんな中なぜ東京福祉大学は中島氏の復帰を認めたのでしょうか?

復職理由として以下をあげています。

『卓越した人格と学識を持つ中島氏の強いリーダーシップを求める声が学内で自然発生的にあがったため』
『余人をもって代えがたく、宝の持ち腐れになってしまう』

といったものでした。

「中島氏を求める声が学内で自然発生的にあがった」とありますが、それは本当なのか、またどれくらいの数の声であったのかも気になりますね。

また”卓越した人格”とありますが、女性教員に対し無理やりキスをしたり、体を触ったりするなどの猥褻行為をした人物のことを”卓越した人格”といえるでしょうか。

過去の過ちとは言え、そのような人物をまた総長に復帰させる学校側にも不信感が募りますね。

東京福祉大学には2018年4月から校歌の2番と3番を歌うように指示が出されたとのことですが、その中に「学び舎に 中島恒雄 理念満ちて」という歌詞が存在。

これを中島恒雄のリーダーシップを求める強い声としているということでしょうか。

中島氏は刑期満了してから10年は罰金以上の刑を受けていないとの事なので、同じ過ちは繰り返さないのかもしれません。

それなら文科省にも最初から復帰に至る経緯と再発防止策を事前に話し合っておけば復帰が強行なものであるという印象は薄まったかもしれませんね、、、。

逮捕歴がある人物でも復帰は可能?

そもそも、過去に逮捕歴がある人物でも学校関係の代表などに復帰することは可能なのでしょうか。

私立学校法では、禁固以上の刑に処された場合は学長になることができないと定めているものの中島氏は出所後、罰金以上の刑を受けずに10年が経過しており刑法の規定により刑の効力は消滅しており法的には復職が可能とされています。

ただ、文化省は中島氏が運営に関与するのは不適切であると指導しており大学側に敬意の報告を求めている状況です。

文科省私学部は大学側に見解を確認へ?

今回の復職を受け、文科省私学部の担当者は「中島氏の関与は不適切だという再三の指摘を無視し、過去の説明をほごにした。見解を確認する必要がある」と話しているようです。

元検事の郷原信郎弁護士は「一人が理事長と学長を兼ねる体制にはしないと約束したのだから誰であろうと権力集中を再び許したことは問題がないとはいえない」としつつ、「復帰したことの違法性は指摘できない」と話しています。

コンプライアンスが厳しく求められる時代に、法人としての見識が疑われても仕方がない」とも指摘されており、今後の動向に注目されるところです。

まとめ

部下の女性5人へのわいせつ行為で実刑判決を受けた中島恒雄氏が、東京福祉大学の総長に復職したことが明らかになりました。

学内からは中島氏の復職に疑問の声が多く上がる中、学校側は中島氏の復職の理由として『卓越した人格と学識を持つ中島氏の強いリーダーシップを求める声が学内で自然発生的にあがったため』としており、学校側にも不信感が募っています。

今後学校側や中島氏本人からどういった言動が見られるのかに注目していきたいと思います。