三浦春馬の『天外者』撮影時期やエピソードを紹介!プライベートの時間に殺陣練習も

三浦春馬さんが主演を演じた『天外者』が公開されました。

三浦春馬さんの最後の主演映画となった映画『天外者』ですが、撮影時期はいつだったのか、三浦春馬さんがどのように主演を演じられたのか気になり調べてみました。

 

三浦春馬さんの『天外者』撮影時期や撮影エピソードを紹介します。



『天外者』のとは

映画『天外者』は、江戸時代末期から明治時代中期にかけて生きた日本の実業家、五代友厚(ごだい ともあつ)の生涯を描いた作品でオリジナルストーリーの映画です。

五代友厚は「東の渋沢栄一、西の五代友厚」と評される、近代日本経済の基礎を構築した人物で、大阪経済界の重鎮の一人です。

この映画を作ったのは田中光敏監督で、代表作に『利休にたずねよ』や日本とトルコの合作映画『海難1890』などがあります。

『利休にたずねよ』ではモントリオール世界映画祭のワールドコンペ部門において最優秀芸術貢献賞を受賞、第30回山路ふみ子文化賞や、第37回日本アカデミー賞優秀作品賞他、9部門にて優秀賞を受賞(第37回日本アカデミー賞最優秀美術賞受賞作品)しています。

三浦春馬の『天外者』撮影時期はいつ?

三浦春馬さんの『天外者』撮影時期はいつだったのでしょうか。

『天外者』の準備で田中光敏監督によると、京都の松竹撮影所に入ったのが昨年8月から9月頃で、実際の撮影は10月いっぱいで行い、11月にはあがっていたようです。

そのあと12月にアフレコで、ラストシーンの大阪商工会議所に集まったたくさんの人たちを前にして壇上で「これからみんなで力を合わせるべきだ」と熱弁をふるう場面を撮影しているそうです。

 

『天外者』撮影時期は2019年いっぱいで終わっているとのことでした。

三浦春馬の『天外者』の撮影エピソードを紹介

三浦春馬さんの『天外者』のエピソードを紹介します。

三浦春馬と田中光敏監督の撮影エピソード

『天外者』の田中光敏監督は三浦春馬さんが子役の頃から見ていて線が細くて、男前で、すごく可愛らしい役者さんだという印象だったようです。

2~3年前に田中光敏監督が三浦春馬さんに声を掛けた時には、凛として背筋がピンとして、非常に信念を持った美しい男性へと印象が変わっていたそうで、いつか彼と仕事がしたいと思ったそうです。

 

『天外者』の脚本作成が進むにつれ、三浦春馬さんに演じてもらいたいと思うようになり声をかけたものの、初めは三浦春馬さんのスケジュールに空きがなくNGに。

しかし2,3ヶ月後に三浦春馬さんがなんとかスケジュールを開けてくれそうだから、ということで三浦春馬さんの出演が決まったそうです。

 

当初の予定よりもクランクインが1年遅くなったそうなのですが、三浦春馬さんはクランクインで田中光敏監督に会った時に「監督、僕1年勉強しましたよ、五代友厚」と言われたそうです。

田中光敏監督によると、三浦春馬さんはプライベートの時間を使って殺陣師(たてし)に師事(指導を受けること)したり、殺陣師の方から、薩摩の武士、侍たちはどういう殺陣をするのか勉強していたようです。

また五代さんに関する残された資料などを読み、日本の文化をきちんと勉強して表現できる役者になりたいと彼自身が思っていたようだ」と語り、しっかりと勉強して現場入りした様子を評価しています。

薩摩の郷士たちは「できるだけむやみに刀を抜くな」という意味で、鞘と鍔のところを抜けないように紐で結んでいたそうで、映画『天外者』の中でもそれが再現されています。

そのような特殊な殺陣のシーンを、物語の中でどう表現するかを監督は三浦春馬さんとかなりやりとりしたと語られています。

 

その背景には2年間殺陣を勉強している三浦春馬さんに、「映画だから殺陣を格好よくしてしまえばいい」というような形で嘘をつきたくなかったという田中光敏監督の思いがあったようです。

三浦春馬さんにとっては主演で着物を着て殺陣を演じるのは初めての経験だったようですが、現場の殺陣師もスタッフも監督も「彼の運動神経と勘は見事」だったと「大きな役者になっていくんじゃないかなと思いましたね。」と絶賛されています。

 

この殺陣シーン以外にも現場でもいろいろなアイデアを出す三浦春馬さんと話をしながら撮影を進めていたそうです。

 

実は、三浦春馬さんはコロナの影響もあり、『天外者』の仕上がりをみていないそうです。

三浦春馬さんと田中光敏監督が最後にあったのは、12月にラストシーンをアフレコした時。

そのシーンだけを通しでみてもらうと、三浦春馬さんは「監督、こんなふうにできているんですか」と涙を流したそうです。

「僕、結構このとき頑張ったんです、本気で頑張ったんですよ」という話をして、「その思いが蘇ってきて、僕、ちょっと感極まりました」と言って涙を流し、田中監督も周りのスタッフも驚いたようです。

 

三浦春馬さんって、本当にどこまでいっても美しい人ですよね。

仕事に本気で向き合っていて誠実で、こんな人がなぜ….といつまでも引きずってしまう私なのですが、彼が本当に美しすぎてそう思わざるを得ません。

 

完成披露試写会で田中監督は「今回の作品は格別。一生心に残るものになった。作りながら何度も映画ができるか、コロナであったり、春馬くんのこともそうですが、今日こうやってみてもらえることになったことが本当に嬉しい。」と語られました。

三浦春馬と蓮佛美沙子の撮影エピソード

友厚の妻、豊子を演じた女優、蓮佛美沙子さんと三浦春馬さんは高校の同級生だったそうです。

蓮佛さんが正式に事務所を通してのオファーをもらう前に、三浦春馬さんから『れんちゃん、この役やってくれない?』と声をかけられたそうで、現場でも教室にいるようにしゃべっていたというエピソードを完成披露試写会で目を潤ませながら語りました。

三浦春馬と三浦翔平の撮影エピソード

坂本龍馬を演じた三浦翔平さんはプライベートでも10年来の友人です。

リハーサルで三浦翔平さんが来れないことがあっても三浦春馬さんが田中監督に「監督、今日翔平が来られなかったところは、僕が東京に帰って翔平と(雰囲気を伝えて)一緒に読み合わせするから、心配しないでください」と言ったそうです。

三浦春馬さんは三浦翔平さんとサーフィンに行く車の中や、電話やレストランの個室で読み合わせをして、実際に監督と読み合わせをすると、完璧に役を作ってきて「なんだ翔平君、出来てるじゃん」という感じだったとか。

 

三浦春馬さんが座長として、この映画を作っていたことがとても感じられますよね。

 

実は三浦翔平さんも坂本龍馬の役の正式なオファーをもらう前から、三浦春馬さんから食事の時に「今回天外者という映画をやるんだけど、龍馬の役をやってもらいたいんだ」と話をされたそうです。

 

三浦翔平さんは完成披露試写会で「春馬と共に今日みんなここにいるので」と挨拶で話されていました。

プライベートでも三浦春馬さんと付き合いのあった三浦翔平さんは、いろんな複雑な思いを抱えながら話されているのが伝わってきました。

三浦春馬と筒井真理子の撮影エピソード

三浦春馬さん演じる五代友厚の母親を演じた筒井真理子さんは、天才の母親を演じるために勉強をして”ビッグハート”の大きな母親を演じないといけないという思いがあったそうです。

それを一番助けてくれたのが三浦春馬さんだったそうです。

筒井真理子さんが撮影当日現場に行くと、三浦春馬さんが「筒井真理子さんの主演映画、拝見しました!素晴らしかったです。」と駆け寄ってきて話していたそうで、映画の準備で忙しい時だったはずなのに心遣いが嬉しかったと筒井さんは語られています。

筒井さんが、三浦春馬さんの大好きな作品のことを話し、「今もDVDで見るんですよ」と伝えると、三浦春馬さんは「あの時は難病の役で思いっきり役に入り込んでしまって、周りに迷惑かけちゃったかな。」と可愛らしく話したそうです。

「ひたむきで純粋で、本当に友厚だなと思ってしまって、役作りすることなく彼に寄り添えば私は母になれると。感謝しています。」と、三浦春馬さん自身のそのままの姿が筒井さんの役作りのプレッシャーを不要にしたことを涙ながらに語られました。

まとめ

三浦春馬さんの『天外者』撮影時期や撮影エピソードを紹介しました。

三浦春馬さんの最後の主演映画での撮影エピソードをみてきましたが、ただただ人として美しい三浦春馬さんが全身全霊で作られた作品であったということを感じました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。