最近、頻繁に地震が起きてますね。
いつかは来ると言われている首都直下型巨大地震や南海トラフ巨大地震が
起きるのではないかと心配になっている人が多いかと思います。
首都直下型巨大地震と南海トラフ巨大地震が起きれば、
日本に安全な場所はないような気がします。
いつ、起こるか分かれば被害を少なくすることができると思いますが、
地震の予測は難しいですよね。
首都直下型巨大地震と南海トラフ巨大地震のメカニズム、
また近い将来に起こるのか調べてみました。
首都直下型巨大地震とは?
関東地方の地下では、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートの
3つの地殻プレートが重なり合っています。
地殻が重なり合うプレートの上は一般的に地震が多いのですが、
関東では、その3枚ものプレートが重なり合っており、
その真上に3000万人が暮らしているという世界でも稀な
地震の危険地域となっています。
その3枚の地殻のうち、フィリピン海プレートの下に潜り込んでいる
太平洋プレートが20〜30㎞あり、首都圏での地震の発生確率は上昇しています。
関東の地震で有名なのは1923年(大正12年)の関東大震災ですよね。
関東の地震の発生率を上昇させているのは相模湾の海底を走る相模トラフの地震
ということで相模トラフ地震に関しては、関東大震災を基準に考えていました。
しかし、東日本大震災をきっかけに調査をしたところ、関東大震災の一つ前の
1703年元禄関東地震が関東大震災より大きな地震だったということが分かっています。
元禄関東地震では海岸から2kmもの距離がある鎌倉まで津波が到達したという
記録があり、関東大震災では、津波は来ていません。
つまり、大正の関東大震災よりもひとまわり大きな地震が
元禄関東地震が関東で起こっていた可能性があり、次に来る地震が
関東大震災程度だと考えては危険かも知れません。
関東大震災を上回る巨大地震が可能性があるということを覚悟しておいたほうが
いいでしょう。
東京マグニチュード8.0かなり良いアニメだった….首都直下型地震の可能性は今日も今日とて確率70%ガチャ…..今来たらこのアニメより助かる人少ない…. pic.twitter.com/98K2iwH56R
— 平 (@H_iii_R) December 11, 2020
首都直下型地震はいつ起こる?
国の有識者たちは、今後30年以内に70%の確率でマグニチュード7以上の
巨大地震が起こると発表しています。
例えば、地震が起きる確率が30年で横浜は78%と出ています。
これは、今後30年間で震度7以上の大地震が起きる確率は78%という
意味なのですが、そう言われた地域の人は、30年以内に大地震に遭遇すると
判断しますよね。
平均寿命まで生きるとしたら、現在50歳以下の世代の人は、
ほぼ確実に巨大地震を経験することになるという数字です。
京都大学大学院の藤井聡教授も首都直下型地震が2020年までに
100%起こると断言していますね。
近いうちに起こるかも知れません。
今年も残り少ないのですが、新型コロナウイルスが感染拡大しているところに
巨大地震が来たら大変なことになります。
藤井教授の予測が外れることを祈りたいですね。
【気になる情報】相模トラフ沿いで群発地震が発生中~『首都直下型地震・相模トラフ巨大地震』の前兆の可能性~関東・東海地方にお住まいの方は防災意識を最大レベルに~(2020年12月18日) https://t.co/enoFXbuQoT
— youichi kato (@katoy) December 18, 2020
茨城沖南部の地震は首都直下型地震の前触れ?
茨城南部の地下のプレートは、太平洋プレートとフィリピン海プレートの
二つのプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいるために歪みが溜まりやすく、
地震が起きやすくなっているそうです。
そのため、政府の中央防災会議は、この地域を震源地とした
マグニチュード7.3の地震を想定しています。
そのことからも度重なる地震は首都直下型巨大地震の前触れではないかとの
見方もあるようです。
東日本大震災で宮城県牡鹿半島が5メートル太平洋側に移動したようですが、
関東地方は50㎝しか移動しておらず、その歪みを戻すために
関東地方の地殻が動くので、間違いなく巨大地震は発生するということです。
【最悪のシナリオ④】
コロナ第3波中の南海トラフ地震に連動して首都直下地震が発生する、
『フィリピン海プレート大地震』
(二ヵ所連動型同時地震)2枚目の画像の緑の所が震源地 https://t.co/6gWs4SrorH pic.twitter.com/B1VHbH8iEx
— 大日本軍産聯合局【架空政治組織】 (@vT0p6RZVoydwwGN) December 17, 2020
南海トラフ巨大地震とは?
駿河湾から紀伊半島沖、四国沖を通って九州の南沖に至る巨大な地震の割れ目を
南海トラフといい、近い将来、南海トラフでは、M8クラスの巨大地震が
連動して起きる可能性があります。
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域および土佐湾、
日向灘沖までを走っているフィリピン海プレートとユーラシアプレートで、
南海トラフ地震が起こると言われるのは、海側のフィリピン海プレートが
陸側のユーラシアプレートの下に沈み込み歪みが蓄積されます。
その時に陸側のプレートが引きずり込みに耐えられなくなり限界に達し、
跳ね上がる時に巨大地震が発生します。
南海トラフ地震の怖いのは、限界に達して跳ね上がるという動きが一度だけではなく、
何ども繰り返し発生すると考えられているようです。
やっぱり南海トラフの端っこなのか。ちょっと心配ですねえ pic.twitter.com/fDiBSh0GZv
— saara (@saaramusic) December 18, 2020
南海トラフ巨大地震はいつ起こる?
南海トラフ巨大地震がいつ起こるか予測するのは難しいのですが、
これから起こるであろうと言われている南海トラフ地震は、
初めてではなくて過去に何度か起こっているようです。
過去の記録を紐解いてみると90年〜265年の間に起こっているということで、
最短だと90年です。
最後に起こったのが1946年なのでそこから計算すると2036年となります。
15年後ということになりますが、首都直下型巨大地震や富士山の噴火等が
あれば、確実に誘発されますからね。
近い将来には、起こると見ていたほうがいいですね。
まとめ
首都直下型巨大地震と南海トラフ巨大地震は私たちにとって他人事ではなく、
一人一人がいつ来てもいいように、防災意識を持つことが大切だと思います。
現在、新型コロナウイルスが蔓延していて、今巨大地震が起これば、
大変なことになりそうです。
また各地で大雪のようですね。この寒い季節に避難ともなると
さらに危険を伴います。
確実に来ると言われている巨大地震、自分で身を守る方法を
考えておいたほうがいいですね。