2020年12月22日、家具大手のニトリは、珪藻土製のマットなど9製品にアスベストが含まれていたとして、約240万個を自主回収すると発表しました。
ニトリといえば、家具や生活用品の買い足しに一度は訪れた方も多いのではないでしょうか?
今回アスベストの含有量が一定の基準値以上だとわかった製品は、今現在で9製品と公表されており、本記事でも対象製品の画像を掲載しています。
残りの29製品は、調査中とされていましたが、結果は出たのでしょうか?
現在、自宅にあるニトリの珪藻土製のマットやコースターが対象かどうかも気になるところです。
確認方法や判断基準、表記などはあるのでしょうか?
この記事では、『ニトリのアスベストの29製品の調査結果は?対象商品の画像!確認方法や判断基準は?表記はある?』ということで情報をまとめてみました。
ニトリのアスベストの対象の9製品がこちら
今回、ニトリが販売している製品の中で、アスベストが基準の重量比0.1%を超えて含まれていると分かったのは以下の9製品です。
ニトリアスベスト対象の9製品はこちら。
回収しているようです。
お客様相談室(フリーダイヤル)0120-209-993 pic.twitter.com/h3nACMgzM0— クジラ君 (@kujira__kun) December 22, 2020
<商品コード 商品名 販売開始時
税込売価 販売状況 販売開始日 販売終了日>
299 販売中止 2020/1/28 2020/12/12
299 販売中止 2019/8/20 2020/12/9
299 販売中止 2019/8/19 2020/12/10
299 販売中止 2019/3/28 2020/12/16
299 販売中止 2019/4/9 2020/12/12
199 販売中止 2018/1/29 2020/12/15
199 販売中止 2017/1/28 2020/12/15
1,290 販売中止 2017/5/8 2020/12/16
1,790 販売中止 2016/12/4 2020/12/6
上記、製品をお持ちの方はニトリが自主回収をしていますので、お客様相談室に連絡されてください。
返品方法については、順次連絡があるようです。
ニトリの製品回収は順次、案内があるらしい。 pic.twitter.com/th078kOdN6
— クジラ君 (@kujira__kun) December 22, 2020
また、ニトリホールディングスの公式HPでは、今回のアスベストの危険について以下のように示していますので、参考にされてください。
なお、通常使用をしている限りは石綿(アスベスト)が飛散する恐れはなく、健康上の問題を生じさせる恐れはございません。しかしながら、商品を削ったり割ったりした場合、また、破損した際には石綿(アスベスト)が飛散する恐れがございますので、ご注意ください。
ニトリのアスベストの29製品の調査結果は
ニトリのアスベストの調査対象となった全138製品のうち、珪藻土製のマットなど9製品に関しては、石綿含有の可能性があることが判明しています。
また、石綿含有はなく安全が確認された商品は100製品と公表されています。
しかし、残りの29製品に関しては、現在調査中となっていますね。
調査中の製品が29もあるのか。 pic.twitter.com/1BcCjNjYhv
— クジラ君 (@kujira__kun) December 22, 2020
こちらの29製品に関しては、順次結果が報告されていくと思われますので、わかり次第こちらに追記していきます。
対象商品の確認方法!本体に表記はある?
ニトリのアスベスト9製品の確認方法ですが、138製品ありますので、特定の商品コードで見分けることができません。
そのため、以下のツイート画像を参考に9製品でないかを確認してみるしかないようです。
幸いなことに外箱ではなく、本体画像が載っているので、すぐに確認できると思われます。
ニトリアスベスト対象の9製品はこちら。
回収しているようです。
お客様相談室(フリーダイヤル)0120-209-993 pic.twitter.com/h3nACMgzM0— クジラ君 (@kujira__kun) December 22, 2020
ニトリのアスベスト製品の判断基準は?
もし、上記画像をみても、商品の劣化で見分けがつかなかったり、対象製品でなくても判断基準がわからずに心配になる方もいらっしゃると思います。
その場合は、株式会社ニトリホールディングスに問い合わせをしてみるのが確実です。
お客様相談室 0120-209-993(フリーダイヤル)
受付時間 10:00-18:30
オペレーターが商品の特徴などを質問しながら、対象製品であるか、そうでないか答えてくれると思います。
ニトリのアスベスト問題なぜ発覚?
ニトリのアスベスト問題なぜ発覚したのでしょうか。
yahooニュースでは、次のように報じています。
厚生労働省は11月27日に大阪府貝塚市のふるさと納税返礼品である堀木工所(同市)の珪藻土バスマットからアスベストを検出し、回収を命じたことを発表。あわせて500超の業界団体に関連製品の安全性を確認するよう通知している。
先月27日に、堀木工所(同市)の珪藻土バスマットからアスベストが検出されたことで、同団体に調査の通知がいったことが発端のようです。
ふるさと納税返礼品にアスベスト バスマットなど回収https://t.co/CutRtQWa6C
大阪府貝塚市の堀木工所が製造したバスマットやコースターに、使用が禁じられている石綿(アスベスト)が含まれていました。
ネット販売していたほか、市のふるさと納税の返礼品にも使われていました。 pic.twitter.com/jQz9dQB0yH— 朝日新聞デジタル (@asahicom) November 27, 2020
ニトリはその後に、すぐ調査を開始しています↓
ニトリは同省通知を受けて、バスマットやコースターなど珪藻土製品138種類について分析調査を開始。12月18日にコースター1製品について「法令の基準を超える石綿が含まれていることが判明いたしました」と自主回収する方針を公表していた。
まとめ
この記事では、『ニトリのアスベストの29製品の調査結果は?対象商品の画像!確認方法や判断基準は?表記はある?』ということで情報をまとめてみました。
アスベストが一定の基準値以上を検出した製品は現在9製品です。
安全と判断された製品は100製品。
そして、現在調査中の製品が残り29製品となっています。
もし、ニトリの珪藻土製のマットやコースターを持っていらっしゃる方は、一度検品をされてみてください。