荒木武とは?仙台の七北田小いじめ調査改ざん講師の改ざん理由は?学校や教育委員会黙認?

世の中でなかなか無くならない「いじめ」問題

現在は学校等で「いじめ」の実態を把握するために調査を行っている所も多いのではないでしょうか?

先生たちも子どもたちの中の見えない「いじめ」を把握し、早めの対策をすることができる重要な調査だと言えます。



荒木武とは?仙台の七北田小いじめ調査改ざん講師の改ざん理由は?学校や教育委員会黙認?

しかし、この「いじめ」調査の回答結果を改ざんしたとするニュースが流れ、注目されています。

 

東北仙台の七北田小学校で「いじめ実態調査結果」の改ざん!

いじめ調査の改ざんが行われたのは宮城県仙台市にある七北田小学校です。

KHB東日本放送のニュースによりますと

仙台市教育委員会は、いじめに関する調査で児童が書いた内容を書き換えたなどとして、泉区の小学校に勤務していた男性講師を7日付で懲戒免職としました。

仙台市教育委員会によりますと、泉区の七北田小学校の荒木武講師(48)は、11月、すべての市立学校で行われた「仙台市いじめ実態把握調査」で、担任を受け持つ児童がいじめの有無に関する質問に対し、「ある」と答えたにもかかわらず、調査書を回収した後、「ない」と書き換えていました。

いじめ調査結果を改ざんしたという男性講師が、7日付で懲戒免職となっています。

講師の名前は「荒木武」。48歳。

「講師」という立場なので、非常勤だったのでしょうか?

教諭と講師の違いって?

ここで、講師と教諭の違いについて見ていきたいと思います。

「教諭」とは教員免許を持っていて、教員採用試験に合格して正規雇用されている先生のことです。

小学校や中学校で大学生のお兄さんお姉さんが母校に教育実習に来たりしますよね。大学等で教職課程を修了したら、教員免許は持てます。

しかし、都道府県や市町村などの教員採用試験に合格しなければ、「教諭」としての採用にはなりません。非正規雇用の先生である「講師」となります。「講師」は「常勤講師」と「非常勤講師」に分類され、週に2回やってくる先生などは「非常勤講師」となります。

一般的に「講師」は1年契約となっています。私立の場合も「採用試験」等に合格しなければ「教諭」扱いではなく「講師」となります。

 

「いじめ調査結果」を改ざんした理由は?

しかし、荒木講師はなぜこどもたちが回答した「いじめ調査」を改ざんしなければいけなかったのでしょうか?

そして、「改ざん」したことは、どのように発覚したのでしょう?

市教委の調査では、33人の児童のうち22人の調査書で回答の内容を書き換えたり、削除したりしていたということです。

調査書の提出後、講師と面談を行った児童の保護者が調査書の提示を求めた際、自宅で記入していた内容と異なっていることに気付き発覚しました。

自分の子どもがもし「いじめ」にあっていたというのであれば、「ない」と書き直されてしまっていたら、親としては「え?」ってなりますよね。

学校の調査によっていじめを解決してくれるから「いじめはある」と回答したと思われるのですが・・・。

荒木講師は次のように理由を述べています。

市教委の聞き取りに対し、荒木講師は「評価を上げないと将来の任用に関わると思った。評価を下げないように書き換えた」などと話しています。

荒木講師は、このほかにもこれまでに勤務した3つの小学校で、少なくとも合わせて67人分の内容を書き換えていたことを認めています。

つまり、子どもたちからの「いじめがある」という回答は、荒木講師からしてみれば、今後の自分の正式採用の評価に大きく関わってくると思ったようです。

いじめられて毎日こっそり泣いている子どもよりも、自分の将来を心配したということでしょうか。

自分がいじめにあっていなくても、友達がいじめられているという事をこの調査で訴えていた子どもたちもいたのではないでしょうか?

子どもとしては「先生に裏切られた・・・」と悔しさを増す子どももいるのではないでしょうか・・・。

いじめられてるツラさを解決してくれると思って勇気を出して「大人の先生」を信用して書いたのに・・・。

そんなことを思うと、本当に心が苦しくつらくなります・・・。

荒木講師は少なくとも67人もの内容を書き換えていたということで、「解決されるはず」のいじめも消し去られた可能性があります・・・。

少なくとも67人ということなので、実際の改ざんはそれ以上だったのでしょう・・・。

 

ネットの反応は?

自分のことしか考えてないのか…
「ある」のに「ない」ことにしてしまおうなんて
とんでもないけど
この先生を罰するだけじゃなく
まず、先生が安心して
子供達と向き合える環境を
作ってあげる事も考えてほしいです。

講師さんだからなぁ。来年以降の職がかかってると考えれば、そうしたくなる気持ちも理解できなくはない。
そもそも、いじめ=担任の責任→来年度雇わないとなる地域なのでしょうか?
いじめが起きるのは担任が悪いからではない。
だれが担任をやっても起こり得ることだという認識がなさすぎますね。
もちろん担任が原因のいじめや、担任の指導力で解決できたり未然に防いだりすることもありますが、そうでないケースも多々あるでしょう。
大人の世界だって存在するんですから、子供の世界で無いわけがない。

この講師のやったことはもちろん悪いけど、いじめがあったら評価が下がるってシステムは絶対にダメだと思う
校長、教頭、教師が教育委員会にビビりまくって隠蔽しようとするなら、この評価システムから変えないと、隠蔽工作は無くならないと思う

同業者です。子どもと保護者の気持ちを考えると言語道断の行為です。免職必須ですね。
しかし、国の責任もあるのでは、とも思います。外国のようにスクールカウンセラーをいじめ対応のスペシャリストとして各校に配置できないものか。授業準備、保護者対応、GIGAスクール構想、調査多数、プリント添削、通信作成、その上にいじめ対応。はっきり言うと、もうキャパオーバーの教員が大多数ではないでしょうか。今後も同様の事案が起こりそうな気がして怖いです。自分は決してそうならないよう、身を粉にして働きます。

問題が偶然発覚して良かったと思います。
うちでは学校に提出した物は必ずコピーを取ってから提出するようにしています。他人任せにしないで自分から防御策を打っていかなければならないかもしれません。もっとも、私がそういう手を打つようになったのは、別件ですが、人生の中で嫌な思いをしてきたからです。
また、そもそも自分の評価を下げたくなくて良く見せようとした結果が一番最悪な正反対の方向に働く事になったとはね。考えが甘いと思う。
書き換えして隠蔽した労力のくたびれ儲け、時間の無駄にしかならなかったですね。

この先生もどうしようも無いが、そうしないと評価が悪くなる構造がまだまだ上には残ってるんだろねぇ

「どの学級にもいじめがあると考えて」と市教委は話してるんだから,いじめにどう対応したかとか,隠れていたいじめを発見できた,とかいうことで評価すべきではないでしょうか。

「評価を上げないと将来の任用に関わると思った。評価を下げないように書き換えた」
↑随分ハッキリ言うもんだ。”いじめ”があると評価が下がる事実は無いとの意見なら度々聞いてきたんだけどな。
言うだけの事はある教師や学校も在る事は承知しているが離れた場所のいじめの被害者や仲裁者、言いたくないが御遺族にとってなんの助けにもならないんだぞ?。
この件の講師もそうだが、わかってて逃げるのだけはやめてくんねぇかな。

学校のいじめは、教師も被害者、、
いじめ対応でどれだけ時間が費やされるか。
聞き込み、事実確認、児童・生徒児童、保護者対応、事案書類、経過書類など、授業の準備やノート点検、事務処理、校務分掌に重くのしかかる。
さらに、残業するなと上からの圧で苦しめられる。
「いじめない」に変更した講師の姿は、教育現場の過重労働の現れだと認識してもらいたい。

たしかに、「いじめ」問題は子どもたちだけの問題ではないですね・・・。

この講師のように、評価が高くなければ教諭として採用されないということも問題かと思います。

果たして「調査」だけで「いじめ」がなくなるのか・・・。

 

講師の荒木武氏とは?

この「荒木武」氏とはいったいどのような人物なのでしょうか?

現時点で分かっているのは、

名前:荒木 武(あらき たけし)
年齢:48歳
性別:男性
職業:元小学校講師

そして、荒木武氏についてのSNSなどの情報は見当たりませんでした。

荒木氏の「いじめ」調査結果の改ざんについて教育委員会や学校が黙認しているのかは不明です。

しかし、仙台市の教育委員会としては、この調査結果の改ざんが、 有印私文書偽造罪などにあたるとして、刑事告発を検討しているとの情報もあります。

48歳という年代は、宮城県において教員試験の氷河期だったのではないでしょうか?

恐らく教員採用試験の門はかなり狭かったではないかと想像します。

「学校の先生」になりたくてもなれなかった年代だったのかもしれません。

やはり「講師」から「教諭」の立場は、全く違うと考えられます。

もちろん、「改ざん」は許される事ではありません。

しかし、教員採用試験の制度も、見直さなければいけない時代なのかもしれないと思わされるニュースです。