神戸の外来種バッタの名前や生態は?大群で農業被害がヤバい?

神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校の生徒と教諭が国内では未確認の外来種バッタを発見したことが話題になっています。

 

現在、神戸で発見された外来種バッタは環境に被害がないか調べられている最中ですが、バッタというのは海外で多くの農業被害を出していることをご存じでしょうか?

 

 

今回は神戸で発見された外来種バッタの名前や生態をまとめ、大群になったら日本への農業被害がどれくらいのものになるのかを調査していくの宜しくお願い致します。

 

 

 



神戸市東灘区で国内未確認の外来種バッタを発見

 

神戸市東灘区で発見された国内未確認の外来種バッタは、市立六甲アイランド高校の歩道脇の草むらで発見されたとのことです。

 

自然科学研究部員の池田鈴姫(すずね)さん(18)と顧問教諭の釜谷尚史さん(39)、岩本哲人さん(65)ら5人が2020年8月に見つけた。同校近くの汽水池で水質調査をした帰り道、歩道脇の草むらに、鮮やかな緑色で体長約8センチの虫を釜谷さんが発見。池田さんも「見たことがない」と驚き、岩本さんはスマートフォンで撮影した。網で一度は捕らえたものの、大きく飛び出して、逃げてしまった。

(引用:https://news.livedoor.com/article/detail/19538214/)

 

 

発見された時期は2020年8月ということですが、その時点ではバッタを捕まえることができず、逃げ出してしまったままのようです。

 

 

また、この外来種バッタの情報は昆虫の専門誌「月刊むし」の1月号に掲載されたということです。

 

加えて、外来種バッタが日本にきた原因として”船に乗って日本に運ばれてきた可能性が高い”とされています。

 

 

バッタは繁殖率が高く、海外で農業被害が相次いでいるので外来種バッタが日本に運ばれてきたことに不安を覚えてしまいますよね。

 

 

次に、神戸で発見された国内未確認の外来種バッタの名前や生態について見ていきましょう。

 

 

神戸の外来種バッタの名前や生態は?

神戸で発見された外来種バッタの名前や生態は特定されているようです。

 

バッタの名前は「東南アジアを中心に生息するバッタ科ツチイナゴ亜科の昆虫(学名・Chondracris rosea)」とされており、日本の在来種バッタではないことが確認されています。

 

この「コンドラクリスロゼア」の生息地は、インド、中国、インドシナ、マレーシア、台湾の分布で大型バッタの一種です。

 

 

また、生態についてですが、国内未確認バッタ「コンドラクリスロゼア」についての生態は詳しく情報を得ることが出来ませんでしたが、ツチイナゴ亜科ということで日本の「ツチイナゴ」の生態を見ていきましょう。

 

日本にいるツチイナゴは、国内で唯一成虫で冬を越すバッタです。

 

後ろ足にはトゲがたくさんあり、捕まえようとすると後ろ足で攻撃をする習性があります。

 

身体の全長はオスで50~60mm程、メスで60~70mm程とバッタの中では大型であり、身体の大きさは冬を越すための体力が必要のためと言われています。

 

 

他にも、ツチイナゴが好む食物、餌については「マメ科のクズやアサ科のカナムグラ」などを好んで食べ、他のバッタと違って葉っぱの広い植物を食べるようです。

 

 

 

神戸の外来種バッタは大群になったら農業被害がヤバい?

外来種の生き物で恐いところは日本の生態系の被害だったりしますが、バッタで言えば農業被害となります。

 

例えば、海外でアフリカを中心に農業被害とされ、作物を食い荒らしているのが「サバクトビバッタ」。

 

サバクトビバッタは主に西アフリカからインドにかけて大量発生している。移動しながら農産物などを食害する。1日の移動距離は最長で130キロに達する。ソマリアでは2月、トウモロコシなどの食害を受け、国家非常事態を宣言した。ケニアでも70年ぶりの大発生で、多くの農産物が被害を受けた。

(引用:Yahoo!ニュース

 

特に、エチオピアやケニアなど5カ国ではサバクトビバッタの被害によって3500万人以上が食料不安にさらされているというから驚きです。

 

たかだかバッタと思いきや、バッタは繁殖率が高く、大群になればこれほどまでの被害を及ぼす存在なのです。

 

 

なので、今回神戸で発見された未確認の外来種バッタ「バッタ科ツチイナゴ亜科の昆虫(学名・Chondracris rosea)」においても、海外ではこのバッタによる綿やイネなどの農業被害が出ていると言います。

 

 

このように、バッタというのは繁殖してしまえば農業にとって非常に危険な存在となりえるので、今回の外来種バッタが掲載された「月刊むし」でも「今後は農業被害のほか、神戸市周辺での発生や定着、市外への分散などの動向に注視すべき」という記事が寄せられているようです。

 

外来種バッタが繁殖し、日本への被害がでないことを願います。

 

今後のバッタの動向や情報に注目です。

 

 

 

まとめ

神戸で発見された未確認生物、外来種バッタの名前や生態から、大群になった時の農業被害の危険度についてまとめていきました。

 

海外でも多くの農業被害を及ぼしているのがバッタの大群であり、度々ニュースになることがあります。

 

 

在来種バッタ「バッタ科ツチイナゴ亜科の昆虫(学名・Chondracris rosea)」が、繁殖・産卵することなく、運ばれてきた1匹でとどまることを願っています。